資産運用
金利を味方につける
まず、単利と複利の違いから見ていきましょう。
単利も複利も、どちらも利息の計算方法です。違いは、利息のつき方にあります。 単利というのは、「当初預けた元本に対してのみ利息がつく」計算の仕方です。この場合、利息は元本に対して再投資されません。ですから、どんなに期間が経過しても、利息のつき方は変わりません。
一方、複利は、「当初預けた元本についた利息を、元本に組み入れて新たな元本とする」計算の方法です。これは、利息を再投資することになるので、運用期間の経過とともに利息の増え方が大きくなっていきます。
たとえば、100万円を年利5%の商品で運用した場合を考えてみます(手数料や税金は考慮しません)。
〈単利の場合〉
1年目の利息は、5万円。2年目の利息も5万円。毎年元本の100万円に対して5%の利息がつきます。 5年間運用すれば合計で25万円、10年間の運用では50万円の利息がつくことになります。10年後の元本と利息の合計額は150万円です。

〈複利の場合〉
1年目の利息は5万円です。これが元本に組み入れられて、2年目の利息を計算するときの元本は105万円になり、利息は5.25万円となります。 5年間運用すると約27万円、10年間では約63万円の利息がつくことになります。10年後の元本と利息の合計額は約163万円です。
同じ年利5%でも、単利か複利かによって利息のつき方・運用の結果に差が出ます。金利が大きかったり運用期間が長ければ、それだけ差は広がります。 単利と複利を比べると、資産運用をする際には、複利の方が有利であると言えます。

次に、「72の法則」について。
皆さんは、「72の法則」ってご存知ですか?資産運用のポイントとして、必ず出てくる法則です。
「72の法則」とは、「資産が2倍になる年数・金利(利回り)を計るための計算式」です。

72=利回り(%・複利)×年数
たとえば、手元資金100万円を2倍の200万円にするには、どのくらいの期間が必要なのでしょうか?
〈年利0.2%の金融商品で運用した場合〉
72 ÷0.2=360年
一般的な定期預金などに預けた場合、100万円を200万円に増やすには、360年もの運用期間が必要なことになります。今から360年前といえば江戸時代、徳川家光の時代です。歴史の年表には、「慶安のお触書が出される」とあります。その頃に100万円を持っていた人が、ようやく今年になって200万円に殖やすことができた、ということになります。

〈年利5%の金融商品で運用した場合〉
72÷5=14.4年
年利5%くらいであれば、だいたい15年くらいあれば、100万円を倍の200万円にすることができます。
このくらいの年数なら、運用の距離感をつかめるのではないでしょうか?
それでは、手元資金の100万円を10年で2倍の200万円にするには、どのくらいの金利で運用すればよいのでしょうか?
72÷10年=7.2
毎年複利で7.2%の運用ができれば、10年で100万円を2倍にすることができます。 このように、「72の法則」を使うと、目標の金額まで殖やすために必要な運用期間と金利を求めることができるのです。
「いつまでに・いくら用意するのか?」資産計画を決め、具体的な金融商品の検討に入ったときには、ぜひ、この「72の法則」を活用してみてください。

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